願いを叶えるための技術 その7【お金は手段であり道具】

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1.小遣いは収入の1割

何に使ったのかわからないけど、財布のお金が減っていたってことありませんか?
いわゆる使途不明金です。
使途不明金が多いということは、無駄遣いばかりしているとも言えます。
サラリーマンも主婦も自分の財布を管理するという意味では、個人事業主と同じです。
財務諸表として、家計簿をつけましょう。
今は、様々な家計簿アプリもあるので、誰でも簡単にお金の出入りを管理できます。
しかし、アプリをダウンロードしても三日坊主では意味がありません。
大雑把でいいので「今月はいくら収入が増えたかな?」くらいの感覚で自分のお金を見える化し、管理していきましょう。
小遣いは月収の1割程度が適正です。
例えば月手取り20万円でしたら2万円、30万なら3万円。
厳しいように聞こえますが、使い道を見直せば十分やっていけます。
ゲームやアプリの課金、酒、タバコなど、娯楽や嗜好品は、その時は快楽ですが大半の場合、お金とともに消えてなくってしまいます。
この一瞬の快感しか生み出さない消費行為を50%減らすことが出来れば、消えてなくなっていたお金の50%は手元に残るということになりますよね。
つまり、自分の小遣が、現状の収入に見合った額ですか?ということなのです。
まずは、小遣いの額を収入の10%に見直してください。

2.変身貯金をしよう

願望を叶えたい思いがあるのならば、できるだけ不要な消費をなくし、目的達成のために貯金していきましょう。
でも、「それは無理!」
と、もしあなたが、そう思っているのであれば、夢や願望は諦めるしかありません。
目的を達成するためには、絶対にお金が必要なのです。
スタート資金、スキルを習得する資金、不測の入り用など、何かとお金がかかります。
だから、覚悟を決めて、お金を貯めなければならないのです。
これは、言い換えるならば、人生を飛躍させるための貯金です。
私は、これを変身貯金と名付けています。
お金があれば、セミナーも受講できるし、キャリアアップのための資格も取得できます。
つまり、お金を払って、必要なスキルを誰かに教えてもらい、グレードアップした自分へと変身するのです。
新たに口座をつくり、毎月一定額を積立て、それ以外にも臨時収入があった時や財布の小銭が増えた時なども貯金しましょう。

先ずは、期限を決めて目標額を積立します。
期限は1年以内がベストです。
貯蓄期間が長くなってしまうと、モチベーションの維持が難しくなり、実行時期も遅れます。
ですが、心配することはありません。
これは漠然とした貯蓄ではなく、願いを叶えたい!人生を変えたい!という明確な目的があるので、予測より早くお金が貯まっていきます。
ただし、全くの0円からのスタートであれば、投資信託や株式の運用では、含み損が生じるリスクがあるので、手堅く定期預金から始めた方が無難です。
目標額が貯まれば、目的のために思い切って使いましょう。
これは消費でなく、自己投資です。
お金を使って得た経験や技術は、願望実現に役立つことはもとより、仕事に活かすことで昇進や、趣味と実益兼ねた新たな収入源に繋がる可能性があります。
すぐに結果は出るわけではありませんが、頑張って貯めたお金で学んだスキルは必ず成果が現れます。

より多くのお金があるのに越したことはありません。
ですが、お金はあくまで、目的のための手段であり道具です。
お金がないと不平不満を言った所で、現状を変えることはできませんし、いくらお金があったとしても、心の平安がなければ、幸せとは言えません。
着る服があり、茶碗一杯のご飯が食べられ、眠れる場所がある。
衣食住が揃っていることへ感謝の気持ちを忘れなければ、この先の苦労もきっと乗り越えられるはずです。
繰り返しますが、何事も結果を出すには時間を要します。
「節約」「貯蓄」「自己投資」
願い叶えるために、お金を蓄え、活きたお金にしていきましょう。

【まとめ】

  • 小遣いは月収の1割程度が適正
  • 願望実現のため、覚悟を決めてお金を貯める
  • お金はあくまで、目的のための手段であり道具
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