願いを叶えるための技術 その3【インプットをしたらアウトプット】

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その3【インプットをしたらアウトプット】
願いを実現させるためには、そのための知識や技術が必要です。
いくら理論を語っても現実を変えることはできません。
受験勉強であれば、先生の授業や参考書を活用し、勉強することがインプットで、問題を解くことがアウトプットとなり、これを繰り返すことで志望校を狙えるレベルに近づいていきます。
このようにインプットによって知識や経験を自分の中に取り込み、アウトプットして実践することで、自らの力量は確実に上がっていきます。
つまり、インプットとアウトプットとは、目的を達成するための必要な習慣なのです。
ただ、インンプットはできるけど、アウトプットをつい忘れる人や苦手な人もおられます。

例えば、ある小説を読み終えて感動したとしましょう。
主人公に感情移入したり、ストーリーに涙する場面もありました。
しかしその感動が、自分の思い描いている願望の実現に、役に立つかどうかは”別物”です。
つまり、登場人物の心情やフレーズが、願望を実現する材料としてどう参考になったのか?をアウトプットしないと、ただ感動した、だけで終わってしまいます。
フワッと浮かんだ考えや閃きも同様で、そのまま放置しておくと、いずれ忘れてしまいます。
だから、記憶が消えてなくなる前に、文字に残して視覚化する必要があるのです。
また、そうすることで実践もしやすくなります。
私の場合、ビジネス書でも雑誌でも、気になる文章があったら、その箇所に付箋を貼りつけ、時間がある時ノートに書き写します。
また通勤の電車でも、ふとひらめいたフレーズなどは、スマホにメモに書きしています。
それらの記録は、文章を振り返る度に意識に落とし込まれ、公私にわたり、大いに役立っています。

更に効果的なインプット・アウトプット法は、誰かに説明することです。
インプットしたことによって、どんな効果があったのか言葉にして誰かに伝えることで、より意識に定着します。
ブログを書くことも同様の効果があり、お薦めです。
例えば「今朝は庭先のコスモスが美しく咲いていました」ではなく、美しく咲いたコスモスから何を感じ取ったのか?を書くことによって、思いを言語化する訓練になります。
また、失敗と成功の繰り返しも効果的なインプットとアウトプットです。
ただし、単に繰り返すだけでは、あまり意味がありません。
失敗という事実を受け止め(インプット)、原因を深掘りし改善する(アウトプット)ことが重要です。
こうして最終的には『最良のレベル』へとたどり着くことができます。

失敗したことを、うやむやにして自然消滅させるのでなく、チャンスととらまえ改善し、強みに変えていってください。

自分が重要だと思ったことは、記憶でなく記録に残し、アウトプットしていく習慣が大切です。
また、世の中の情勢、歴史上の人物、映画や書物、少しでも関心があるものは、積極的に触れ、視野を広げていきましょう。
インプット・アウトプットを大量に実践することが、願望の実現に繋がります。

【まとめ】

  • インプットしたことによって、どんな効果があったのか言葉にして誰かに伝える、または書くことで、意識に定着する
  • 自分が重要だと思ったことは、記憶でなく記録に残そう
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